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仙北市交流デザイン課(旧農山村体験デザイン室)

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インターンシップの大曲高校みなみです(2日目)

インターンシップの大曲高校みなみです。
2日目の8月4日は、昭和女子大の皆さんと一緒に
秋田県立大の荒樋教授の講義を受けました。
その様子をお伝えします。インターンシップの大曲高校みなみです(2日目)_b0219741_10514448.jpg


 今日は、昭和女子大の皆さんと一緒に秋田県立大の教授である荒樋先生の講義を聞きました。都会に済んでいるためどうしても農業との関わりが少ないようでした。先生が今まで取り組んできたことのドキュメンタリードラマを見ました。当時の秋田県立大の学生さんと先生が行った農村活性化のための事業は様々です。
 





 能代市常盤地区をターゲットに農村を再生しようというプロジェクトです。常盤地区の親子を対象に、『親子体感教室』を開いていました。親子をターゲットにすることで、おじいちゃんおばあちゃんにも興味を持ってもらうためだそうです。米づくりを体験したり、新たに農家でダチョウを飼育したり、山や川で生き物探索をしたり、新商品”ベツレヘムの星”というお花も作ったそうです。
 

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 米づくりでは、農家の子どもと一緒に手作業で田植えや稲刈りを体験。実際に自分たちで作った米を東京で直接自分たちの手で販売していました。どこの企業も通さず、わざわざ都会に出向いて宣伝することで、より多くの方から興味をもってもらえるし、何より能代市常盤地区の名前をしっていただく大きなチャンスだったと言います。今では農家の子どもでもなかなか実際に田んぼに入って作業をしたことがあることは少なく、それが問題でもあるようです。

 


 一緒に講義を聞いていた方もそこには疑問を持ったようで、「どうして子どもが田植えを手伝わないのか、継いで欲しくはないのか。」と疑問を投げかけていました。それに対して先生は「親が危険を心配する、辛い農作業をさせたくない、今の子どもはゲームばかりしていて親もつい許してしまう」と原因をあらわにしていました。



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 ドラマと先生のお話を通して農村活性化、町おこしは”都市と農村のよい活性化づくり”、”地域の人たちと都市の人たちが一緒になって何かをすることが一番の町おこし”ということがわかりました。都会と地方、若い世代とおじいちゃんおばあちゃんの世代が協力することによってこれからも大きな町おこし、農村活性化を増やして欲しいと思います。
by semboku_gt | 2011-08-05 11:05