学校を中心に、多くの方々からご利用いただいている伝統工芸体験。
今回は、北秋田市から来た浦田小学校が樺細工体験に挑戦してくださいました。
11/15、北秋田市浦田小学校の4.5年生が秋田県の自然や歴史文化に触れ、地域の資源の特色と暮らしを学ぶために秋田内陸縦貫鉄道に乗って、仙北市角館に来ました。
角館駅を降りてから、まずは武家屋敷散策。武士達が暮らしていた町並みを歩きながら、歴史を感じていただきました。
その後は、樺細工伝承館に移動して、いよいよ樺細工体験です。
こちらは樺細工に欠かせないコテやヤスリ。
伝統工芸師から普段は見ることがない、昔の人々の知恵を学ぶいい機会!
納得した子ども達の真剣な表情です。
伝統工芸は五感が大切。
コテの熱さも触覚だけでなく聴覚や視覚でわかるもの。
講師の話を聞きながら職人のように丁寧な手仕事をしています。
こちらは樺細工の材料となる山桜!こんなに種類があります。
子ども達は普段咲く桜はあまり気にして見たことはなかったそう。
今回の体験以降、工芸品や自然が近くに感じられたらうれしいです。
体験後、樺細工の歴史や特性について学んでいます。
日本にしかない山桜。昔の人々の知恵が形になり、今に受け継がれていることを子ども達は体験と講話から学んだようです。
最後は自分で作った樺細工を持って記念撮影と、その後の体験を通して学んだことの一言発表会で、一連の活動は終了です。
内陸線に乗って、美しい車窓を眺めながらお帰り下さい。どうぞお気を付けて!