2012年1月22日に「
料理・お菓子づくり試食交流会」を仙北市西木町のかたくり館で開催しました。
これは、
仙北市農山村体験推進協議会による初めての企画です。
先人たちは自然を大切にし、身近な素材で匂いや味を大切にしながら豊かに料理を作り、家族が好む味、自分の味を作り出すなど素晴らしい食文化を築き、それぞれに受け継ぎ伝えてきました。そんな地域や家庭に伝わるふるさとの味を、親子で農家民宿等のお母さん達に習いながら一緒に作るという内容で、各家々で作った料理等は、かたくり館に持ち寄り、お互いに食べあう試食交流会としました。
10:00~11:30 料理・菓子づくり:各受入農家にて
かまど(田沢湖生保内) 参加者2家族4名
星雪館(西木町桧木内) 参加者1グループ3名
くりの木(西木町鎌足) 参加者1家族3名
泰山堂(西木町小渕野) 参加者1家族4名
のどか(西木町上荒井) 参加者1家族2名
12:00~13:30 持ち寄った試食交流会:かたくり館にて
かまど(田沢湖生保内) 参加者2家族4名
おこわ・揚げ出し高野豆腐・ベーコンチーズ揚げ・ヨーグルトデザート・チーズケーキなど
星雪館(西木町桧木内) 参加者1グループ3名
五色なます・高菜おにぎり・山菜とナメコの和え物・人参のたらこ和え・熊汁など
くりの木(西木町鎌足) 参加者1家族3名
クリッケ(栗のコロッケ)・栗と芋の大学イモ・トラリード(山芋の磯辺揚げ)など
泰山堂(西木町小渕野) 参加者1家族4名
ポトフ・彩り押し寿司・焼きリンゴ
のどか(西木町上荒井) 参加者1家族2名
なべすり(きなこのおはぎ)など
この模様は、ツイッターのデザイン室ID
(@semboku_gt)のつぶやきの中でみることができます。ハッシュタグ #semboku_gt で検索してみてください。
15:00~はJR東日本グループ・株式会社びゅうトラベルサービス代表取締役の高橋敦司様を迎えた勉強会「~地域でお迎えする観光~「レールがつなぐ、地域と人々のココロ」」も実施しました。
こちらは仙北市農山村体験推進協議会会員向けの勉強会で、農家民宿や教育旅行などの受入を行っているホテル関係者などが集まって、来年に迫ったDCに向けて農山村地域がどのようなココロで旅行者を迎えるか?といった内容で、少子高齢化と鉄道・観光の果たす役割や、びゅうトラベルサービスが挑戦していること、全国の事例からみた「本当の意味でのおもてなしとお迎えのココロ」など、笑いも交えながら熱い語りで大変有意義な会になりました。
今回のテーマ「地域みんなで迎える」をどうやって盛り上げていくかが、震災以降の東北・秋田・仙北市の観光の復興に向けて大切なことではないかと参加者は改めて感じ、「来てもらう」も大切だけれど、「来てくれた旅行者をどれだけいい気持ちに満足させられるか」が、遠回りのようで本当は最も大切なことの一つであるとの気づきのきっかけになったようです。
また、会の後半には、昨年の4月29日に震災後初めて新幹線が全線復活した際に県内の新幹線沿線で取り組まれた市民による「おかえりこまちプロジェクト」の映像も流され、身近にあった「地域みんなで迎える」ということの実例も学びました。