仙北市の春の3花(ミズバショウ、かたくり群生の郷、シダレザクラ・ソメイヨシノ)で構成される
「あきた花紀行」、4/14からは「刺巻水ばしょう祭り」、4/20からは「角館の桜まつり」、そして4/22からは「八津・鎌足かたくり群生の郷」が開催されています。
山桜と共に満開を迎えたかたくりの花(5/1)
秋田内陸線”あきた美人ライン”の八津駅から近く、日本最大級の大きさを誇る「西明寺栗」の栗林に広がるかたくりの大群生は、栗と同様に日本最大級の密度・規模を誇る自生地で、その規模は20ヘクタール(東京ドーム4.2個分)にも及びます。
かたくりは地元では「カタッコ」「カタンコ」と呼ばれるユリ科の多年草。ピンク~薄紫色の可憐な花が一面に咲き乱れます。
これほどまでに群生したのは、栗の木の剪定や間伐により日当たりが良くなったこと、また栗のために行っている徹底した肥培管理が、結果的にかたくりに適した栄養分になっているためと言われています。このかたくり、発芽してから開花するまでには約8年かかり、また種子はアリによって運ばれるとされています。
また、このエリアにはかたくりの他、フクジュソウやキクザキイチリンソウ、山ワサビなどの花も次々に開花し、さまざまな山野草が楽しめます。
また、期間中、近くの
かたくり館では地元のお母さんたちによる漬け物・山菜・特産品等の販売なども行われます。 名物「ばっきゃコロッケ」(ばっきゃ=フキノトウ)も4/25~販売中。また、無料で電動自転車の貸出も行っています。
もちろん、かたくりをお楽しみいただいたあとは、
農家レストランでおいしい食事や、
農家民宿での宿泊もぜひどうぞ。
電話でのお問合せ
仙北市活性化施設「
かたくり館」:0187-47-3535
秋田内陸縦貫鉄道利用で八津駅下車
※仙北市の春の花の移ろいをリアルタイムに伝える「
あきた花紀行2012」は4/16オープンとなりました。