仙北市農山村体験デザイン室では、平成24年度新規事業で「歓迎再来!台湾からの修学旅行誘致促進事業」に取りくみ、台湾から仙北市の農山村体験や文化体験、自然体験などをメインとした修学旅行誘致に乗り出しています。
この事業の一環で、台湾での訪日修学旅行誘致のセミナーに6/12~6/16の日程で、当デザイン室スタッフ2名が現地に出向き、台北・台中・高雄の3箇所、慣れないところでの説明・商談・誘致活動を行っています。
初日の台北市
2日目の台中市
3日目の高雄市
仙北市と台湾とは、実はいろいろな縁があります。
まずは高雄市の澄清湖。この湖は田沢湖と1987年に姉妹湖提携が締結され、今年はその25周年にあたります。
また、台北市の北投温泉と仙北市の玉川温泉は2011年8月19日に、温泉提携協定を結びました。これは効能の高いと言われている北投石が、世界でただ2箇所、北投温泉と玉川温泉で産出されることから結ばれたものです。
また、紙風船あげで有名な仙北市西木ですが、同じように紙風船を夜空に上げるお祭りが「天渓の天燈祭」として新北市で開催されています。
昨年度の震災後、台湾からは多くの被災地支援の手が届きました。そしてここ秋田県にチャーター便を送り込み、冷え込んだインバウンドへの支援を真っ先に行ってくれたのも台湾のみなさんでした。
このような情報を織り交ぜながら、デザイン室と仙北市内のたくさんの方々が今まで培ってきた体験型教育旅行の受入経験を活かし、iPadなどを用いて説明を行いました。
このような、自然や文化など、似通った点の多い仙北市と台湾。
今回の訪台が、実りあるモノとなるよう、今後もがんばっていきます。