仙北市農山村体験デザイン室

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カテゴリ:環境学習( 7 )

クニマスの環境学習

5月21日に田沢湖郷土史料館で
秋田南中学校の生徒40人がクニマス学習をしました。

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講師に三浦久さんをお迎えし、1時間ほどの講話をしていただきました。
久さんは代々クニマス漁に従事した家系に生まれ、父の久兵衛さんは戦後、クニマス研究と資料収集を行い、また戦前の移植歴をもとにクニマス探しを開始しました。
2010年に山梨県西湖でクニマスが70年ぶりに発見されてからは、長男の久さんが久兵衛さんの遺志を引き継ぎ、クニマス関連の講演を行っていらっしゃいます。

生徒のみなさんは終始メモを取りながら、真剣にお話を聞いていました。


来年度には、光村図書出版の中学1年の国語の教材としても
このクニマスが取り上げられています。
これらを通じて仙北市の自然について、関心を持ってもらえたらなと思います。
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写真は平成25年3月10日~24日に開催された「クニマス里帰りプロジェクト特別企画展」で公開されたクニマスの稚魚です。
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by semboku_gt | 2015-05-21 16:22 | 環境学習 | Trackback

クニマスの棲める田沢湖へ

 
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 本日、「ほけんの窓口グループ」(東京、窪田泰彦会長兼社長)の社員の皆様が、田沢湖の清掃活動を行いました。
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 昨日、秋田市で行われた社員総会「キックオフミーティング」(1,500人参加)に引き続き、県内4カ所に分かれ清掃活動を行ったものです。田沢湖畔には400人が集結し湖畔の清掃や砂の洗浄作業を行いました。
 北都銀行と同社が業務提携を行っている関係で、本県での開催となったものですが、鳴き砂の復活やクニマスの棲める生態系への再生を目指す仙北市や地域の方々にとっても非常にありがたい企画でした。
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 私ども農山村体験デザイン室でも、田沢湖がクニマスが棲める湖への再生を通して環境への関心を高める「環境学習研修プログラム」を行っております。このような活動や体験プログラムを通じ“環境”や“湖の再生”への気運拡大と学習効果が図られることを願っております。
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by semboku_gt | 2014-07-23 17:55 | 環境学習 | Trackback

旬感ツアー「親子で学ぶ環境学習体験クニマスから学ぶ未来」

 去る8/2、仙北市農山村体験推進協議会(事務局農山村体験デザイン室)主催、美の国秋田旬を感じるツアー「親子で学ぶ環境学習体験クニマスから学ぶ未来」を実施しました。
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 仙北市内の親子16人の方々が参加してくれました。
 参加者は田沢湖郷土史料館の見学、クニマスに関する講話、玉川源泉・中和処理施設の見学などを通じて、クニマスとそこにまつわる様々な歴史などについて学び、そして豊かな自然があるからこその野外体験活動として、田沢湖でカヌー体験や、ピザ作り、温泉入浴などを体験しました。

カヌーから見る田沢湖はどんな風に子ども達の目に映ってるのかな?
湖水はクニマスがいた頃と変わらず今日も穏やかです

仙北市産小麦ネバリゴシを使ったピサ作り体験。生地をのばすところから自分ひとりでやってみます。
丸いの、楕円の、ハート型の個性豊かなピザを整形していきます。
焼くのだけはお母さんと一緒。



湖畔の「たっこ茶屋」三浦久さんから、クニマスのお話しをしてもらいました。
田沢湖と共に暮らしてきた人と生き物の話、再発見のことなどなど。


バスで移動して、今度は玉川中和処理施設に来ました。
いつもは公開していないこの施設。担当の方から中和の仕組みを説明してもらいました。
この施設では、pHの低い玉川酸性水を石灰石を通すことで中和し、少しでも中性に近づけてから下流へ放水しています。


 その後、玉川源泉の「大噴」の見学。硫黄の香りに囲まれながら、大自然のエネルギーを五感で感じます。
そして最後は新玉川温泉に入浴。1日を振り返りながら家路につきました。
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 源泉温度98℃、pH1.1~1.2という強酸性の温泉を、どのように活用しながら下流への負担を減らすか。
先人達多くの方が今までも取り組んできましたし、これからの時代を作る子ども達にもまた考えていって欲しいと願います。
 この豊かな資源を抱える仙北市において、クニマスから学ぶことはまだまだたくさんあると、デザイン室では考えています。
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by semboku_gt | 2013-08-09 16:00 | 環境学習 | Trackback

山と雲とのせめぎ合い(奥羽山脈・やませ・滝雲)

 明日6/19(水)午後5:10~NHK全国放送「ゆうどきネットワーク」のコーナー「中村次郎の春夏秋冬」で、先日の駒ヶ岳の取材の模様が放送となります。
 NHKの天気予報を30年にわたって務めた、名物お天気キャスター中村次郎さんが全国各地を回り、その土地その土地で四季折々に発生する不思議な気象現象を訪ね、独特な気候とそれを生かす地元の人たちの豊かな暮らしをお伝えします。

この季節によく見られる風景として、秋田が晴れ、岩手が曇りの場合、仙北市では奥羽山脈の稜線上でせめぎ合う雲の塊を見る事ができます。
これが山を駆け降りて来ると「滝雲」となります。やませとも関連ありそう?

・・・として、6/12にデザイン室TwitterとFacebookに掲載した記事と写真。
写真は仙北市西木町西荒井付近で朝8時半頃に撮影したモノ。
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そしてこちらは今日、6/13の朝に掲載した記事と写真。
奥羽山脈と雲のせめぎ合い、こちらは仙北市角館町小勝田付近から画像。
この時は秋田駒ケ岳も巻き込んだスペクタクルな風景を捉える事ができました。
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ちょうどデザイン室でそんな話をしていたところ、とある取材によりこの滝雲を撮影する情報がはいり、デザイン室スタッフの一人は、6/13の早朝から取材陣に同行して駒ヶ岳に登ってきました。
そこで撮影された画像がこちら・・・・。
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息を呑む美しさ。本当に「滝雲」の名の通り、雲が滝のように山肌をなでながら落ちてきます。

アルバムはコチラ

そしてこの現象がおこるメカニズムを考えることもまた、環境学習になるのかもしれません。
机の上だけでは学べない、肌で感じながら頭で考える「マナビの旅」。
ここ仙北市でぜひ、あなたも体験してみて下さいね。
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by semboku_gt | 2013-06-18 16:33 | 環境学習 | Trackback

生保内小学校による「秋田駒ヶ岳さぼう探険隊」開催!

今日は生保内小学校の五年生児童が、「秋田駒ヶ岳さぼう探険隊」として、体験学習を行いました。
(実施:国土交通省東北地方整備局湯沢河川国道事務所秋田駒ヶ岳山系砂防出張所)
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 生小さぼう探険隊は、まず田沢湖高原にある温泉アルパこまくさに到着し、一日の流れをききました。
今日はたくさんの探険ポイントで学ぶことができそうです。
 最初は、駒ヶ岳火山防災ステーションで活火山の説明を聞いてます。子供たちは「わかったことシート」にメモをとっています。
 火山防災監視カメラの配置図について学んだり、模型を使って土石流の発生とダムの役割について学んでいます。
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 次に、先達川にあるサボーカルチャーパークに移動し、砂防堰堤の働きについて学んでいます。ここには大きな魚道と魚道を側面から観察できるガラス窓もあります。
 次に生保内川に移動し、遊砂地堰堤で役割を学んでいます。ちょうど秋田新幹線こまちが通過しました。
普段は歩けない生保内川堰堤の上を今回は特別に散策です。緑と風が気持ちイイですね!
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 地域の環境、防災等について学んだ、生保内小学校さぼう探険隊の模様は、本日6/7(金)夕方の秋田ローカルニュースで放映される予定です。AKT秋田テレビ / ABS秋田放送
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by semboku_gt | 2013-06-07 14:27 | 環境学習 | Trackback

環境学習研修プログラム「クニマスから学ぶ未来」について

 仙北市農山村体験デザイン室が設置されて3年目の春。私たちは今、体験型旅行における農家体験・自然体験・文化体験の3本柱に加え、新たな柱「環境学習」を今年度から本格的に打ち出し、仙北市を「学び旅」の場にしようと取組を始めています。
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【私たちは今後、環境学習がますます重要になると考えています】
 地球温暖化、生物の絶滅、気候変動…毎日のようにニュースで取り上げられています。また、先の東日本大震災では、私たちの生活がいかにたくさんの資源やエネルギーの上に成り立っているのか気付きました。これから日本や地球の未来を担う生徒たちは、自然と人間の関わりを学び、考え、行動する学習(環境学習)がますます重要になると考えています。

【旅のチカラ = ヒト、モノ、ココロを動かすチカラ!】
 「修学旅行で環境学習は時間が短すぎるのでは」と思われるかもしれません。私たちは『旅』は、ヒト、モノ、ココロを動かすチカラがあると考えています。修学旅行は普段の空間から離れる、非日常空間。だからこそ学べること、心に響くことがあるのではないか、子どもたちを動かすきっかけになるのではないか、そう考えています。
 その生きた教本がクニマスです。仙北市でクニマスの絶滅と再発見から、環境について改めて考えてみて下さい。
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 そう。ここ仙北市には玉川からの田沢湖への導水とクニマスの歴史、玉川酸性水の中和施設、玉川ダムや豊富な再生可能エネルギー資源(水力・小水力発電所、木質バイオマス発電所)、秋田駒ヶ岳火山防災ステーションなど、聞き、観察し、考えるための学びのタネがたくさんあります。

 これらを組み合わせた環境学習プログラムを活用した教育旅行や研修などを実施したいという方々向けに、今回作成したのが「環境学習研修プログラム:クニマスから学ぶ未来」の冊子です(A5横20ページ)。
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 クニマスが田沢湖において絶滅に至った経緯、クニマスの特徴、山梨県などに養魚用の卵が分けられた歴史などクニマスに関する簡単な解説とそれを実地で学べるモデルコースの紹介に加え、仙北市内にある再生可能エネルギー関連施設や取組の紹介、下記のような組み合わせるとより効果的な体験活動プログラムなどをまとめました。学校関係者や旅行エージェントのみなさんには、この冊子をベースに具体的なご相談をデザイン室にいただきながら、教育旅行の組立作業をしていただけるようにしています。(体験プログラムについては「仙北市体験ガイドマップ」「体験メニュー」カテゴリもご参照下さい)
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【企業研修等】
 また、クニマスや再生エネ以外にも、茅葺き民家、雪、地産地消・・などなど、エコや生き方暮らし方を考えるきっかけとなるタネもまたたくさんあることから、これらを組み合わせた企業の福利厚生事業や社員研修などにも活用いただけるプログラムも紹介しています。
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【冊子・データについて】・・PDFデータ DL
 現在、秋田県内市町村教育委員会等を通じて学校等に配布しているほか、仙北市への教育旅行の多い、仙台・札幌・函館圏などを中心に学校と旅行エージェントに冊子の配布を始めています。なお部数に限りがあるため、PDFデータもダウンロードして活用下さい(圧縮かけているため画質は劣ります)。

【経緯】
 仙北市農山村体験デザイン室では、2011年度事業で教育旅行等で評価の高い本市の自然体験、文化体験、農村体験に加え、クニマスの発見や3.11震災の経験をきっかけに、新たな体験型プログラムとして活用していこうと情報の収集とモニター企画の実施をJTB東北法人営業秋田支店の協力を得て行いました。
 また、その成果を受けて2012年度には、この成果を元にクニマスを通じた富士河口湖町での環境学習子ども交流事業を実施。仙北市立生保内中学校及び西明寺中学校の5人が富士河口湖町に行き、現地の小学生に向けた学習成果発表を行うと共に、富士河口湖町・山梨県の取組みについて学んできました。
 これらの積み重ねを経て、今回の発行に至りました。この過程では多くの方々からの協力をいただきました。この場を借りて深くお礼申し上げます。


<参考>
●クニマスを通じた富士河口湖町での環境学習子ども交流事業の実施
●クニマスを通じた富士河口湖町での環境学習子ども交流事業
●クニマスを通じた富士河口湖町での環境学習子ども交流事業:市長への報告会
●【環境学習子ども交流事業成果も展示】特別企画展「クニマスと共に」~過去から未来へ~
●憧憬の湖〜クニマス里帰りに生涯をかけて〜
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by semboku_gt | 2013-05-14 16:36 | 環境学習 | Trackback

サボーカルチャーパークについて

 八幡平直轄火山砂防事業の一環として、平成7年に完成しました。小先達川第一砂防ダム周辺は公園として整備され、サボーカルチャーパークと命名されました。
 1万6000平方メートルの広大な芝生広場があり、田沢湖が一望できる公園内は彫刻広場と水辺の楽校と名付けられた2つのエリアから成ります。また段差の関係で車いす用はありませんが男女別の水洗トイレもあります。
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 砂防ダムとは、大雨の時などに沢山の土砂が流される、土石流(どせきりゅう)の被害を防ぐ為に作られたものです。ここの砂防ダムは堤体の高さが14mあり、川の流れが上下流とで寸断されてしまうので、魚が遡上できません。そのためここにはその落差を長い延長の魚道でつなぎ、魚の遡上が可能となるようにしているのです。

 そして、この魚道の一部にはガラス窓が付いており、水の中の様子を側面方向からのぞくことができます。運が良ければ、ここを遡上するイワナやヤマメの姿をここで見る事が出来るかも知れません。
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 仙北市農山村体験デザイン室では、体験型旅行における、農家体験・自然体験・文化体験の3本柱に加え、新たな柱「環境学習」を今年度から本格的に打ち出し、仙北市を「学び旅」の場にしようと取組を始めました。
 ここ仙北市には、クニマスと田沢湖の歴史、玉川酸性水の中和施設、玉川ダムや小水力発電所、木質バイオマス発電所、秋田駒ヶ岳火山防災ステーションなど、聞き、観察し、考えるためのネタがたくさんあります。このサボーカルチャーパークも、そんな活用ができそうなひとつですね。

 
田沢湖生保内字下高野
JR田沢湖駅より羽後交通バス「乳頭線」を利用
小先達ダム公園前にて下車、徒歩1分(所要時間約30分)
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by semboku_gt | 2013-05-14 11:26 | 環境学習 | Trackback