仙北市では、今年の体験型教育旅行の受入がいよいよ5/8を皮切りに本格化します。
今日は生活体験受入をする農家さん達の説明会でした。
この体験型教育旅行における農山村・農林業体験のメニュー化というのは、工芸や自然体験などにくらべると簡単なようで非常に難しいものです。
田植えならいくら、野菜収穫ならいくら、といったメニュー化は、一見すると内容が明確でわかりやすいように見えるのですが、実は本来の農家の生活や営農の姿を現すことが難しくなります。
「お百姓さんとは百の技を持つ人たち」
「お天道様には逆らえない」
といった言葉がありますが、農家の方々はその年の残雪の量や雪解けの状況、あるいはその日の天気や気温によって実に柔軟に農作業スケジュールを調整しているからです。
その農家の巧みな調整力を学ぶこともまた、農家・農山村体験のひとつとしてとらえていくことも大切なことではないかと思います。
仙北市の農家さん達、子ども達にとって一生一度の経験が、ここ仙北市で実りあるものになるように、みなさん本気モードで今年もお迎えします。