仙北市のそば生産農家や農家のそば屋、観光団体・関係機関で構成している、そばの郷づくりを目指して活動している地域活性化団体「仙北市遊々楽々3トピア会議」です。
秋田県といえば、あきたこまち、きりたんぽ、稲庭うどん・・・。
昔から大きな飢饉が少なく、お米をはじめ豊かな農作物がとれた秋田県。そんなことから特にここ仙北市付近では、「そば」を食べる文化がほとんどありませんでした。
15年ほど前から、水田の転作作物としてそばが栽培されるようになり、合併前の旧田沢湖町「田沢湖地そば振興組合」、旧角館町の角館そば生産組合、旧西木村の西木地区そば研究会などが発足。
またそば生産農家自らが、農家レストランとしてそば屋を開業。これに行政や観光関係者、仙北市産のそば粉を使う市内そば屋などが加わり、ゆるやかなネットワークが立ち上がりました。
それがこの「仙北市遊々楽々3トピア会議」です。
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この遊々楽々3トピア会議が秋田県で実施している「ふるさと秋田農林水産大賞」の平成23年度「農山村活性化部門」において、農林水産大賞、並びに農林水産大臣賞を受賞しました。
その表彰式が、平成23年10月26日(水)にホテルメトロポリタン秋田で開催された「秋田県食料自給力向上フォーラム2011」でおこなわれ、会長・副会長の2名が参加しました。
受賞内容・フォーラムの詳細は、秋田県のHP「
美の国あきたネット」をご覧下さい。
秋田県の中野副知事と。
また、10月28日には、受賞報告を市長に行いました。
気がついたら地粉を使ったそば屋が随分と増えた仙北市。遊々楽々3トピア会議が目指す「そばの郷・仙北市」が現実のものとなりました。市外のお客様はもちろん、市民みんなで美味しく楽しく食べ支えていきたいものですね。