秋田県の農家民宿で76名の海外からのお客様を受け入れてもらえるところはないだろうか、ということで決まった今回の受け入れ。東ティモール、ミャンマー、カンボジアはどこか自分と遠く縁のないところだと思い込んでいました。
いつもそうなのですが、仙北市では地元の方々が決断し、我々デザイン室が事務的なサポートをしていろいろなことが進んでいきます。
日本の東北、それも秋田と岩手の県境である仙北市がこのような受け入れを実現出来たのも「やってみよう!」と受け入れる農家の方々皆で決めて動いたことが大きかったような気がします。
長いようで短かった3日間のホームステイを終え歓送会の会場に来た学生達とホストファミリーは昔からの仲間のようで家族のようで。
民族舞踊の披露では皆一緒に踊り、笑顔と涙のお別れになりました。
思えば、この受け入れがなければきっと多くの人がこの3つの国をこんなに近くに感じることもなかったし理解しようと努力することもなかったかもしれません。
遠く離れたところに住む彼らに「きっとまた来るんだよ」と送り出していた姿を見るとずっと続くつながりのようなものを感じました。
きっとまた、会えるはず。 そう信じています。