12月16日から17日にかけて、台湾にある淡水高級商工職業學校の先生・生徒の一行35人が仙北市を訪れ、農家民宿への宿泊とスキー体験を行いました。 田沢湖スキー場のスキーセンターで行われた歓迎セレモニーでは門脇仙北市長にもお越し頂き、初対面とは思えない程和気あいあいとした対面式となりました。
その後、農家民宿9件に分散しホームステイ。きりたんぽ作り等の料理体験も行いました。
農家民宿に泊まった翌日は、田沢湖スキー場にてスキー体験が行われました。 これまで台湾からは多くの教育旅行が仙北市を訪れていますが、スキーを体験に組み込むのは初めてのケースであり、台湾からの教育旅行誘致を開始して以来の市のの大きな目的のひとつも叶うこととなりました。
しかし、当日は台風並みの爆弾低気圧が北日本を襲い、飛行機の欠航や新幹線の運休も相次ぐなか、スキー体験自体が出来るのか非常に心配されました。
心強かったのは、田沢湖スキー場さんの全面的な協力を頂けたことで、そのおかげで無事スキー体験を行うことが出来ました。
台湾は亜熱帯気候に属し雪は降りません。ほとんどの生徒さんが雪に触るのも初めてでした。そんな中でも上手な子はスピードをコントロールしながら滑れるまでになり、本当にビックリです。
田沢湖スキー学校のインストラクターの先生方にも本当にご難儀をおかけしましたが、でもさすがプロです。
わずかな時間にもかかわらず台湾の生徒さんとの間で師弟関係が築かれ、最後は生徒から感謝のプレゼントを贈られるインストラクターの先生もおり、お互いに来年の再開を強く確認したスキー体験でした。
台湾の生徒の皆さんも、同行した先生方も冬の仙北市には非常に満足された様子で感謝の言葉を頂戴しました。デザイン室では、田沢湖スキー場を活用した冬の台湾からの教育旅行誘致を更に進めていく予定です。