今回訪問した大きな目的の一つは、角館高等学校と国立台湾師範大学附属高級中学との姉妹校締結に向けた打合せでした。
具体的な内容の確認となるため、角館高等学校の青柳校長と師範大学附属高級中学の洪校長とが直接話し合うことになりました。
まずは、映像による学校紹介を受け、校舎内を案内いただきました。
師範大学附属高級中学は有数の進学校であり、8割強が国立大学、約2割が私立大学へ進学しています。
生徒数は中高あわせ3,700人で、先生は300人います。
現在、師範大学附属高級中学は、東京の麻布高校や明法高校、宮城の仙台第三高校などと相互交流を図っているようです。
師範大学附属高級中学の洪校長は、角館高等学校との交流についても、色々なパターンが想定されるので、お互いできる内容について提案していきましょう、と話されました。
姉妹校提携の調印時期については、7月上旬か10月下旬で調整することになりました。
学校交流についても今後さらに詰めていきたいと考えています。
2013年に訪問した際、角館高等学校と交流している師範大学附属高級中学は、仙北市について好印象を抱いています。
生徒が農家民宿を体験できたこと、紅葉など景色がとてもきれいだったこと、学校交流では食文化や部活動を通じた交流ができたこと、などが思い出に残っているようです。
洪校長は、角館高等学校は野球が強く、師範大学附属高級中学も野球が有名なので、スポーツを通じた交流もできればうれしいと話されました。
青柳校長は、姉妹校の関係を築くことで、今後長い交流につながると話され、英語を通じた相互発表や部活動を通じたスポーツ交流、伝統芸能や日本文化に親しむ交流を希望されているようでした。
今年は仙北市誕生10周年となります。
姉妹校提携の実現により、さらなる飛躍の年にしたいと考えています。
メモリアルイヤーに大きな花を添えられるように、慎重に進めていきたいと思います。
今後の動きに注目です。