今月は、仙北市産小麦「ネバシゴシ」を利用した料理講習会が開催されました。講師を務められたのは、秋田県総合食品研究センターの高畠主任研究員です。
この料理講習会は、市内農家民宿のお母さんたちに、ネバシゴシの普及と料理のレパートリーを増やしていただこうと、計3回にわたり開催されたもので、1回目は「皮から作る餃子」、2回目は「オールドファッションドーナッツ」、3回目は「中華まんじゅう」というラインナップでした。
今回の講習には、全体で延べ33人に受講いただきました。
それでは、出来栄えをご紹介いたします。
まずは、1回目の餃子作りです。
皮から作ったこともあり、とってもモチモチ感が強かったです。
ちょっとコゲましたが、ネバシゴシ特有のモチモチの皮と豚バラ肉を使ったことが大きなポイントでした。
2回目のドーナッツは、気軽なおやつ感覚です。最後にカリッと油で揚げるのですが、ちょっと形がくずれたりもしました。スタンダードとココア味のどちらも好評でした。
3回目は、中華まんじゅうに挑戦しました。肉まん、あんごま、黒糖などバラエティ豊かなレシピです。こちらは、ネバリゴシの生地を発酵させます。
タネには豚ひき肉、たけのこ、しいたけなどをザクザクっと入れました。
こちらは3種類とも形もよく、味わいも市販のものよりも奥深くできました。もちろん、ネバリゴシの皮もふんわりモチモチでとっても美味しかったです。
今後、仙北市へ訪れる方々へのおもてなしの体験メニューにこちらのレシピも加えていただけたらなぁと思いました。