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仙北市交流デザイン課(旧農山村体験デザイン室)

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仙北市インターンシップを終えて

こんにちは。仙北市役所インターン生の中尾です。
ご無沙汰しております。

先日、無事2か月間の仙北市役所でのインターンシップを終えました。

仙北市に来て雪国でしか見ることの出来ない淡い水色の美しい空の色に感動し、初めてスノーシューを体験し、市内の数多くのグリーンツーリズムの宿に宿泊・訪問し…
とにかく、2か月間あっという間でした。

今回のインターンシップを通して多くの学びと気づきを得ることができました。
このブログに書ききれないほどありますが、以下の3点に絞りたいと思います。

   1.スノーシューツアーの持つ可能性
   2.仙北市グリーンツーリズムの素晴らしさ
   3.実際に働いてみて感じたこと


1.スノーシューツアーの可能性
以前ブログでも少し紹介しましたが、この二か月間、仙北市地域おこし協力隊の東風平さんとともに三密を避けたスノーツーリズム事業として、スノーシューツアー造成に携わらせていただきました。

初めてスノーシュー体験をして以来、誰でも気軽に雪に親しみ楽しめるコンテンツとしての可能性を大いに感じてきました。

「ただ雪の上を歩くだけのツアー」ではなく、様々な雪遊びや雪の上でのコーヒーブレイク、地元のガイドさんによる自然・地域の話を交えることによって展開されるスノーシューツアーはお客さんを飽きさせない魅力に満ちあふれています。

実際に田沢湖エリア(クニマス未来館裏)・角館エリア(桧木内川桜並木)・西木エリア(上桧木内)にてプロのアウトドアガイドを招き、地元の方を対象にしたガイド講習が行われました。すでに行われている田沢湖高原だけでなく市内全域で気軽に楽しめるコンテンツにブラッシュアップしていけたらと思います。
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2.仙北市グリーンツーリズムの魅力
2か月間のインターンシップで仙北市グリーンツーリズムにも携わらせていただきました。
実際に私が一週間ごとに計8軒の市内グリーンツーリズムの宿に滞在したほか、20軒ほどの宿を訪問し、オーナーさんと対話をし、パンフレットやホームページ刷新のための写真撮影を行いました。

それぞれ宿を回っているうちに、自慢の漬物や手料理といった宿によって異なる魅力だけでなく、なにより私はオーナーさんの<人>の魅力こそ仙北市グリーンツーリズムの価値なのではないかと思いました。

行く先々の個性的な宿のオーナーさんとのふれあいを通して<人>の温かさに触れ、コミュニケーションを楽しみ、そしてまた会いに来たいと思えること。
仙北市グリーンツーリズムには「ここでしかできない、会えない、味わえない」魅力があるように感じました。

市内の豊かな観光資源を生かした<場所の魅力>に加えて仙北市グリーンツーリズムの<人>の魅力を掛け合わせることで、全国見渡しても仙北市にしかないオリジナルな新たな観光の価値を生むことが出来ると確信しています。
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3.実際に働いてみて感じたこと
もともとインターンシップ開始以前、市役所のお仕事といえば「どこかデスクワークばかりで四六時中パソコンと書類とにらめっこ」というイメージがありました。

ところが、仙北市役所でインターン生として活動していく中で感じたことは、現場の<人>を大切にする市役所の姿勢でした。
地方創生・総合戦略室にて活動していた頃、スーパーシティ構想に対する市民からの意見聴取・市政への要望聴取の機会を設けられていたことが印象的でした。
他にも交流デザイン課では各民宿を訪ね、オーナーさんとの対話を大切にされており、その姿勢に感銘を受けました。
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そして、仙北市役所でのインターンシップを終え仙北市を離れた今、強く感じていることはたった2か月のうちに私自身が仙北市を好きになったということです。
仙北市の人の温かさ、空の美しさ、美味しい郷土料理、豊富な観光資源、すべてに魅力があり、仙北市を「第二の故郷」のように感じられるようにまでなりました。

このインターンシップを通して数多くの地元の方・市役所の職員の方々に出会い、支えていただきました。インターンシップ開始時に「なにか写真を通して仙北市の魅力を発掘したい」と考え、気づけば2か月間で撮影した写真の枚数は4500枚ほどになり、その一枚一枚に思い出が詰まっています。

仙北市で出会った<人>とのつながりを大切にしつつ、時にはその写真を見返し、これからも続く秋田での大学生活を頑張っていきたいと思います。
また是非仙北市を訪れ、何らかの形で携わっていけたらと思います。

最後になりますが、受け入れていただいた仙北市役所の職員の皆様をはじめ、関わっていただいたすべての方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。




by semboku_gt | 2021-03-15 10:43