仙台市六郷中学校の生徒さん約130人が5/16~18の2泊3日で仙北市において野外活動研修を行いました。最終日の5/16には、唐土庵いさみや本店でのもろこし作り、樺細工伝承館での提灯絵付け、むらっこ物産館でのきりたんぽ作り、白岩集落センターでの餅菓子作りに分かれて体験活動を行いました。
今回、デザイン室がコーディネートを請け負ったのは、提灯、きりたんぽ、餅菓子の3つ。それぞれインストラクターには、お祭りなどでは欠かせない提灯を作る職人の今野木工所さん、直売所と共に美味しい料理を出しているむらっこ物産館のお母さん達、そして地域の郷土料理や生活文化を守る白岩生活改善グループのお母さん達です。
こちらは小さな提灯に自分でデザインした絵を描いていく
提灯の絵付け。角館飾山ばやし・やまぶっつけや、竿灯祭りでも欠かせない提灯を作る職人の今野則夫さんがインストラクターとなり、お祭りで使う提灯の構造や由来について最初にお話を聞きます。

その後は、型にはまらず、自由にのびのびと下絵をデザインし、絵筆をすすめます。

色とりどり、それぞれの個性が出る提灯ができあがり。もちろんこれは世界にただ1つの自分のお土産になります。
こちらは、
むらっこ物産館の母さん方によるきりたんぽ作り体験。普段は直売所や食堂としてがんばっているむらっこ物産館ですが、このような食文化を学ぶ体験も受け付けています(人数や時期により対応できないこともあり)。

炊きたてのあきたこまちをすりこぎで荒くつぶし(これを通称・半ごろしといいます)、おにぎりのように丸めたものを棒に押しつけながら細くのばしていきます。今回は味噌たんぽにするため、棒から抜かなくても良いので割り箸を棒にしています。

特製の甘味噌を塗って炭火で焼くと、芳ばしい香りがただよってきます。
そしてこちらは白岩生活改善グループのお母さん達による
餅菓子作り体験。
今回は大福とお焼きに挑戦です。大きな手で大きな大福を作る男の子。

そしてこちらはおやき作り。

生活改善グループのお母さん達から、作り方や餅菓子作りの由来などをいろいろとお話ししながら、あつあつのおやきにみんなで手を伸ばして、はいできあがりです。
農家体験、自然体験、そして文化体験や生活体験・・・
さまざまな体験メニューを通じて、ココで暮らすたくさんの方々との交流を楽しんでください。その素敵な体験や楽しい交流の思い出は、きっと将来にのこり、「また遊びに来よう、また会いに来よう」となるはずです。